三菱地所(株)は17日、(株)電通、(株)電通国際情報サービスと共同で、ITシステムを活用した金融サービス等を提案するフィンテック企業を対象としたサービスシェアオフィス「THE Fintech Center of Tokyo FINOLAB」(以下、フィノラボ)を拡張移転すると発表した。
「FINOLAB」は、2016年2月に東京銀行協会ビルに開設以来、約8ヵ月間で国内外のスタートアップ35社(うち海外企業5社)、協賛企業3社が参画し成長しており、現時点も満席稼動となっている。
今回は大手町ビル(650坪)に移転し、床面積は約2.4倍に拡大する。また、企業会員のプログラムを刷新し、Fintechエコシステムのさらなる発展に向けてオープンニングイノベーションを加速していく考え。
新プログラムの第1弾として、(株)みずほフィナンシャルグループがFINOLAB内にラボ施設を設置。みずほが今後提供する予定の、銀行以外の第三者が銀行システムと連携して、多様な金融サービスの創出を可能とする「Open Bank API」開発環境をベースに、Fintechスタートアップや参画企業と蜜に連携して新しいサービスの創出に取り組んでいく。
リニューアルオープンは17年2月1日。