(株)住宅あんしん保証はこのほど、2016年度上半期(4~9月)の同社「大規模修繕工事瑕疵保険」の申し込み実績動向を発表した。
期間中の同保険申込件数は415件で、前年同期に比べて45%増加した。同社によると、2010年以降、申込数は毎年増加しているという。
申し込みの経緯は、工事会社の自主加入が8%、管理組合が工事会社に加入をリクエストしたケースが92%と大半を占めた。管理組合が加入を求めた92%のうち、50%は「理事がセミナーなどを通じて大規模修繕工事瑕疵保険の存在を知り、入札参加要件に加入を組み入れた」で、40%は「設計事務所からのアドバイス」、10%は「管理会社や組合団体、マンション管理士等からのアドバイス」となっている。
申し込みの工事種別は「外壁改修・屋上防水工事」が60%、「給排水管路の更新工事」が20%、「給排水管路の更生工事」が10%、「耐震工事」が10%。工事期間は「4ヵ月」が50%、「3ヵ月」が20%、「5ヵ月」が10%となった。