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「都市の国際的競争力強化」へ尽力/三菱地所グループが記者懇

「長期的な視野に立ち、世界中からヒト・モノ・カネ、あるいは情報が集まり、新たなコラボレーションが生まれるようなまちづくりに注力したい」と話した木村会長

 三菱地所グループは18日、ロイヤルパークホテル(東京都中央区)で記者懇親会を開催。三菱地所(株)取締役会長の木村惠司氏、取締役社長の杉山博孝氏ら、グループ各社のトップが出席した。

 冒頭挨拶した木村氏は、大都市の国際的競争力についての話題に触れ「東京はまだまだ魅力が足りない。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを目標にするのではなく、30年、40年と長期的な視野に立ち、世界中からヒト・モノ・カネ、あるいは情報が集まり、新たなコラボレーションが生まれるようなまちづくりに注力したい」と言及。また、地方創生へのサポート、災害に強いまちづくりへの意欲もみせた。

 その後、檀上に上った杉山氏は、同グループが取り組んでいるビル事業、生活産業不動産事業、住宅事業、海外事業などについて説明。今後の取り組みについて、少子高齢化の進展は避けられないとした上で「日本の活力とわれわれの力をもって元気な国づくりを目指し、さまざまなビジネスを通じて社会に貢献していきたい」と抱負を述べた。


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