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都心部オフィスビル床単価、Bクラスの上昇傾向顕著/大和不動産鑑定調査

 大和不動産鑑定(株)はこのほど、2016年第3四半期(7~9月)の東京都心部のネット床単価を査定した「オフィスプライス・インデックス」を発表した。三幸エステート(株)・(株)ニッセイ基礎研究所が共同開発したオフィスマーケット指標を東京都心部Aクラスビル・東京都心部Bクラスビルの賃料、および大和不動産鑑定査定の総費用を用い、収益還元法に基づき作成したもの。

 東京都心部Aクラスビルの床単価は1坪当たり817万円(前期比8.1%上昇、前年同期比6.2%下落)に。東京都心部Bクラスビル床単価は、387万円(同0.3%下落、同6.0%上昇)となった。

 Aクラスビルの床単価は、16年第2四半期から2期連続の前年同期比下落となっている一方、Bクラスビルは、12年第4四半期以降、前年同期比で上昇を続けている。


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