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2ケタの減収減益/東京建物16年12月期第3四半期決算

 東京建物(株)は2016年12月期第3四半期決算を発表した。

 当期(16年1月1日~9月30日)は、連結営業収益1,608億9,700万円(前年同期比14.9%減)、営業利益223億6,700万円(同18.5%減)、経常利益168億9,500万円(同12.9%減)、当期純利益105億2,800万円(同27.4%減)と減収減益に。

 ビル事業は、前年同期に販売用不動産を売却した影響などにより、営業収益659億1,800万円(同9.9%減)と減収となったが、「東京建物日本橋ビル」の通期稼働、管理受託等などの寄与により、営業利益は217億1,500万円(同10.0%増)と増益達成。
 住宅事業は、分譲マンションの竣工戸数が前年同期に比べて少なく、計上戸数が大幅に減少した影響などにより、営業収益454億7,500万円(同36.6%減)、営業利益24億4,500万円(同71.2%減)と大幅な減収減益に。
 アセットサービス事業は、買取再販の売上高増加などが寄与。営業収益359億8,800万円(同14.3%増)と増収となるも、SPC配当収益の減少等により、営業利益は30億3,300万円(同11.6%減)と減益となった。

 通期は、営業収益2,600億円、営業利益350億円、経常利益285億円、当期純利益190億円を見込んでいる。


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