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ビル等の売却が寄与し、増収増益/サンケイビル17年3月期第2四半期決算

 (株)サンケイビルは7日、2017年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(17年4月1日~9月30日)は、連結売上高562億100万円(前年同期比42.8%増)、営業利益78億6,800万円(同153.9%増)、経常利益72億1,700万円(同241.3%増)、当期純利益49億5,500万円(同406.2%増)。五反田サンケイビル、札幌北口土地などの売却収入が寄与し、増収増益を達成した。

 主力のビル事業は、五反田サンケイビル等の減収を、S-GATE赤坂や八丁堀サンケイビルが補い売上高69億6,600万円(同1.8%増)の増収に。営業利益は15億800万円(同32.9%増)と、増収に加えて賃貸原価の減少もあり、増益となった。

 住宅事業は、分譲マンションの販売戸数が214戸(同49戸減)と減少したものの、賃貸レジデンス収益と宅地分譲販売が補い、売上高117億300万円(同5.7%減)、営業利益12億8,600万円(同6.5%増)の減収増益となった。

 一方、ホテルリゾート事業は、白良荘グランドホテルの耐震補強工事に伴う営業休止が響き、売上高は144億2,300万円(同4.5%減)だったが、費用減少によって営業利益は17億300万円(同32.3%増)となった。


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