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不動産・建設事業ともに堅調に推移、増収増益/日神不動産17年3月期第2四半期決算

 日神不動産(株)は7日、2017年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~9月30日)は、連結売上高345億3,800万円(前年同期比13.8%増)、営業利益24億2,800万円(同54.9%増)、経常利益23億8,500万円(同65.2%増)、当期純利益22億4,400万円(同172.7%増)。

 不動産事業は、分譲マンションの販売が前期在庫物件の販売が中心となったものの、販売戸数が増加。加えて、不動産証券化事業向けの土地の売り上げも増加したことから、売上高115億2,800万円(同23.8%増)を計上。販管費の削減により、セグメント利益は4億8,200万円(前年同期:セグメント損失2億700万円)となった。

 建設事業は、子会社の多田建設(株)の建設工事が引き続き好調で、期初に想定していた原価の上昇が計画値を下回ったため、売上高は177億2,500万円(前年同期比1.1%増)、セグメント利益は13億4,300万円(同3.1%増)となった。

 なお、通期業績予想については、主に建設事業において、売上高が増加見込みであること、利益率も上期と同程度見込めることから上方修正。連結売上825億円(前回発表比3.1%増)、営業利益52億円(同26.8%増)、経常利益51億円(同27.5%増)、当期純利益45億円(同50.0%増)を見込んでいる。


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