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東京・日比谷の大規模複合開発ビルが上棟、竣工は18年1月/三井不動産

「(仮称)新日比谷プロジェクト」全体パース

 三井不動産(株)は7日、「(仮称)新日比谷プロジェクト」(東京都千代田区)を上棟した。

 同プロジェクトは、千代田区有楽町一丁目に所在した「三信ビルディング」(1930年竣工)および「日比谷三井ビルディング」(1960年竣工)の跡地に、オフィス・商業店舗などから構成される大規模複合ビルを建設するもの。東京メトロ日比谷線・千代田線、都営地下鉄三田線「日比谷」駅直結、JR山手線、京浜東北線「有楽町」駅徒歩5分に位置。敷地面積約1万700平方メートル、延床面積約18万9,000平方メートル、地上35階地下4階PH(ペントハウス)1階建て。

 周辺エリアを含めた「国際ビジネス・芸術文化都市『日比谷』の街づくり」の中核を担い、芸術文化発信や国内外のベンチャー企業・中小企業の事業拡大、新産業創出などを支援するビジネス連携拠点となることを目指す。なお昨年末、東京圏で初となる国家戦略特区の区域認定を受けている。

 同社は、同プロジェクトを、日本橋地区において推進中の「日本橋再生計画」と並ぶ都心型スマートシティと位置付け、東京の国際競争力強化を推進していく。

 竣工は2018年1月末の予定。


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