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ベトナムでマンションと戸建てからなる分譲住宅プロジェクトに着手/西鉄不動産、阪急不動産

「KIKYO RESIDENCE」完成イメージ

 西日本鉄道(株)と阪急不動産(株)は8日、ベトナム南部の大手住宅ディベロッパーであるナムロン インベストメント コーポレーションと共同で、分譲住宅事業プロジェクト「KIKYO RESIDENCE(キキョウレジデンス)」(ベトナム・ホーチミン市)に着手すると発表。3社での分譲プロジェクトは3件目となる。
 
 同プロジェクト全体の敷地面積は5万3,129平方メートル。分譲マンション「FLORA-KIKYO-(フローラ キキョウ)」(総戸数234戸)と分譲戸建住宅「VALORA-KIKYO-(ヴァローラ キキョウ)」(総戸数110戸)からなる複合開発。今後、ロンタン新国際空港へのアクセスが可能となるロンタンハイウェイに近接であることに加え、開発中のトゥーティエム新都心や、同市内の中心部へのアクセスも容易な好立地となる。総事業費は約7,400億ベトナムドン(約34億円)。
 
 「FLORA-KIKYO-」は、延床面積1万8,880平方メートル。建物は地上14階建てで、平均専有面積は62平方メートル。平均販売価格は約13億ベトナムドン(約600万円)で、アッパーミドル層を主なターゲットとしている。竣工は2018年2月の予定。

 「VALORA-KIKYO-」は、敷地面積4万7,790平方メートル。平均土地面積は205.5平方メートル、平均延床面積は144.9平方メートル。平均販売価格は約62億ベトナムドン(約2,900万円)で、富裕層を主なターゲットとする。竣工は17年12月の予定。なお、戸建事業については西鉄とナムロン社の2社が参画する。


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