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分譲マンション売上進捗率の低下で減収減益/穴吹興産17年6月期第1四半期決算

 穴吹興産(株)は10日、2017年6月期第1四半期決算を発表した。

 当期(16年7月1日~9月30日)は、連結売上高268億300万円(前年同期比21.1%減)、営業利益28億2,400万円(同37.0%減)、経常利益27億4,100万円(同38.1%減)、当期純利益15億6,900万円(同47.1%減)。

 不動産関連事業は、主力の新築分譲マンション販売の契約戸数は482戸(同86.1%増)も、売上戸数は742戸(同29.0%減)に留まった。売上進捗率が前年同期の56.3%に対して39.8%となったため。消費税率の再引き上げに伴う需要変動に備え、販売および建物の引き渡し時期を前倒しで進めてきたことによるもの。その結果、売上高は213億5,100万円(同27.9%減)、営業利益29億9,300万円(同36.4%減)となった。

 通期では、連結売上高838億円、営業利益40億5,000万円、経常利益37億5,000万円、当期純利益22億5,000万円を見込む。


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