(株)桧家ホールディングスは9日、2016年12月期第3四半期決算を発表した。
当期(16年1月1日~9月30日)は、連結売上高616億4,500万円(前期比18.1%増)、営業利益28億3,500万円(同27.3%増)、経常利益28億5,900万円(同29.3%増)、当期純利益14億2,100万円(同52.7%増)。
主力の注文住宅事業では、鉄筋コンクリート住宅のレスコハウス(株)の連結子会社化したことなどを背景に、販売・引き渡しが順調に推移。売上棟数1,616棟(同6.9%増)、売上高325億9,000万円(同9.8%増)と増加したものの、展示場の新規出店などが影響してセグメント利益9億7,800万円(同29.2%減)と減少となった。期中の受注棟数は2,172棟(同14.0%増)、受注高は412億1,000万円(同14.7%増)。
不動産事業については、グループ会社の収益物件販売や戸建て分譲が好調。売上棟数298棟(同26.8%増)、売上高137億4,400万円(同61.2%増)、セグメント利益は9億4,300万円(同250.4%増)となった。
通期業績については、連結売上高887億円、営業利益60億円、経常利益59億円、当期純利益31億円を見込む。