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次世代の女性が活躍できる社会に/「不動産女性塾」が設立

「不動産女性塾」設立交流会の様子

 北澤商事(株)代表取締役会長の北澤艶子氏を塾長とする「不動産女性塾」が11日、初会合となる設立交流会を開催した。他の設立メンバー(副塾長)は、(株)すまいる情報光が丘代表取締役の武藤正子氏、大里綜合管理(株)代表取締役の野老 真理子氏、(株)夢相続代表取締役の曽根惠子氏の3名で、いずれも不動産業界において30年以上のキャリアを有する女性経営者。

 「不動産女性塾」は、不動産に関わる仕事をする女性経営者や実務経験者を中心に組織し、親睦を深めながら、互いの人間的成長のために切磋琢磨することを目的に設立。設立メンバーの知識や経験を基に、まずは行動派の女性たちによるネットワークを構築し、情報交換や勉強会を行なうことで「次世代の女性が活躍できる社会」の実現を目指していく。

 交流会の冒頭、挨拶に立った北澤氏は「『不動産女性塾』は、60年間携わってきた大好きな不動産業界に何か恩返しがしたいという思いで立ち上げた。多くの女性が『不動産業を仕事にしたい』と思えるよう業界のイメージアップに努め、次世代の女性が活躍できる社会を実現する一助となる活動を推進していきたい」と抱負を述べた。

 また、副塾長の3名は、「小さなことをコツコツと積み重ねていく不動産の仕事は、女性にこそふさわしい。天職と思っているこの仕事の良さを多くの女性に伝えたい」(武藤氏)、「長年にわたり不動産の仕事に携わってこられたことに感謝したい。これまでの経験を後輩たちに伝え、共に悩んでいくことが恩返しと考える」(野老氏)、「不動産業は一生続けても楽しみが尽きない仕事。女性が男性以上に活躍できる場づくりを目指し、社会貢献したい」(曽根氏)などと話した。

 次回会合は、2017年1月11日の予定。


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