(株)LIXIL住宅研究所は10日、20~60歳代の既婚女性(子供あり)500名を対象にしたアンケート「身の回りの整理に関する大調査」の結果を公表した。調査期間は10月14~19日。調査方法はインターネットを通じてのWEB調査。
「自宅にあるさまざまな物を整理・廃棄してすっきりしたいか」については、“整理・廃棄したいと思う”(“とても思う”+“思う”)が89.0%と、約9割に達した。さらに「整理・廃棄は年末の大掃除の前に済ませたほうが良いと思うか」については、“大掃除の前に済ませた方がよいと思う”(“とても思う”+“思う”)が87.2%と大多数であった。
また、「整理・廃棄したいけど、実際には捨てられない」と思うものについては、“今は不要だが、今後使う可能性がゼロとは言えない物”が53.5%、“家族の思い出がつまった物”が48.3%、“ほとんど使ったことがないため、捨てるのはもったいないと感じるもの”が38.9%となった。
捨てられないものを収納するための「十分なスペースがあるか」については“ない”が86.1%であり、対策としては“実家に置かせてもらう”がトップ(23.8%)となった。
実家に預けている物は“子供が成長して使わなくなったベビーカーやベッド、節句人形”が14.8%、“読み終わった本や雑誌”が14.2%、“オフシーズンの服や冠婚葬祭用の服”が10.6%。
さらに「夫の所持品で最も邪魔に感じているもの」は、“洋服など衣料品や靴”で13.8%と1位となり、邪魔に感じる夫の所持品は増やして欲しくないという回答が98.5%に達した。その理由のトップは“使われず、イライラするから”(39.0%)だった。