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「空き家バンク」の運営期間、平均は5年1ヵ月/うるる調査

 空き家活用ポータルを運営する(株)うるるは15日、「空き家バンク」を運営している全国の自治体に対して、「空き家バンク運営実態調査」を実施。結果を公表した。

 調査対象は空き家バンクを運営する750自治体。インターネットおよびFAXよりアンケートで、回答数は219自治体(回答率:29.2%)。

 「空き家バンクの運営期間」については、“3年未満”が72自治体と最多。次いで“3年以上6年未満”が56自治体、“6年以上9年未満”が52自治体で、平均は5年1ヵ月となった。

 「月間の物件登録数」については、“0.1件未満”が10.0%、“0.1件以上0.5件未満”が31.4%、“0.5件以上1件未満”が27.6%で、全体の69.0%が1件未満であることがわかった。なお、月間の物件登録数平均は0.9件。

 「月間の物件成約数」は“0.1件未満”が27.6%、“0.1件以上0.5件未満”が45.2%、“0.6件以上1件未満”が16.2%となり、月間の物件成約数の平均は0.4件。半数以上の自治体が成約率50%未満にとどまっていることがわかった。


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