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「投資法人みらい」がJREIT上場。終値は16万8,000円

 三井物産(株)グループと(株)イデラ キャピタルマネジメントがメインスポンサーとなる「投資法人みらい」が16日、東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場した。

 同投資法人は、オフィス・商業施設・ホテル・居住施設・物流施設をコアアセットと位置付けて幅広く投資対象としていく総合型リート。多様な対象への投資を通じて投資主価値の向上を目指す。

 資産運用会社は三井物産・イデラパートナーズ(株)。上場時ポートフォリオは「品川シーサイドパークタワー」など15件、取得価格ベースで約1,007億円。公募価格は18万3,000円、初値は17万6,000円と公募価格を下回った。終値は16万8,000円、出来高は2万9,265株。

 また同日、2017年4月期および同年10月期の運用状況予想を発表。4月期は営業収益24億9,000万円、営業利益12億7,900万円、経常利益10億4,300万円、当期純利益10億4,200万円、1口当たり分配金3,173円と予想。10月期は営業収益34億3,000万円、営業利益16億6,200万円、経常利益15億4,200万円、当期純利益15億4,100万円、1口当たり分配金5,074円を見込む。


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