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中古マンション価格天気図、依然悪化傾向が継続/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは26日、11月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を70平方メートルに換算して集計、その価格変動を天気マークで表したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記する。

 同月の「晴」は12地域(前月13地域)、「薄日」は5地域(同9地域)。「曇」は11地域(同7地域)、「小雨」は12地域(同9地域)、「雨」は7地域(同9地域)となった。
 前月「曇」だった7地域のうち、「薄日」に改善した地域はなく、5地域は「曇」で横ばい、石川県、鹿児島県の2地域が「小雨」に悪化した。

 全国で天候が改善したのは6地域(同9地域)と減少。横ばいは30地域(同27地域)に増加。悪化は11地域(同11地域)と変化なし。47都道府県のうち、価格が前月比で下落したのは23地域(同19地域)と増加し、9月度に近い下げトレンドに。悪化地域が改善地域を上回る状況が継続している。

 天気図については、同社公表資料参照。


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