日本管財（株）は6日、米国子会社であるNippon Kanzai USA,Inc.（NKUSA）が、米国カリフォルニア州の住宅管理会社Keystone Pacific Property Manegement, LLC（キーストーンパシフィックLLC）の出資持分を、持ち分所有者であるキーストーンパシフィックInc.より取得したと発表。なお、キーストーンパシフィックLLCは同社の持ち分法適用関連会社となる。
キーストーンパシフィックは、カリフォルニア州南部オレンジ郡を中心に高級住宅街の管理を展開している。大型の高級住宅をターゲットに、質の高いサービスを提供している点が特徴で、管理戸数は約5万9,000戸、管理組合数は270組合超となっている。
日本管財は、従来の事業を継承すると共に、高層マンション等の管理ノウハウを取り入れるなどして顧客層を広げる。また、最新のITシステムへの刷新も行ない、業務効率化やサービス拡大を進めていく方針。