不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

南万騎が原駅周辺のリノベプロジェクトが「よこはま多世代・地域交流型住宅認定制度」に認定/相鉄不動産

「南万騎が原駅周辺リノベーションプロジェクト」イメージ

 相鉄不動産(株)は1月31日、相鉄線「南万騎が原」駅周辺で開発中の「南万騎が原駅周辺リノベーションプロジェクト」(横浜市旭区)が同月26日、横浜市の「よこはま多世代・地域交流型住宅認定制度」に計画認定されたと発表した。

 同制度は、高齢者や子育て世代など多世代が地域の中で安心して住み続けられるよう世代間や地域との「つながり」を作り出す住宅の整備を促進させることが目的。民有地を活用し民間事業者が整備・運営する住宅のうち一定の基準を満たしたものについて横浜市が認定する。2016年8月に創設されており、今回が認定第1号。

 同プロジェクトは、駅前の商業施設の再整備に併せて幅広い世代が安心して居住できる次世代型の郊外住宅地のモデル事業。多様な居住形態に対応することで、周辺地域からの住み替え循環を進め、居住者の高齢化が進んでいる同地域の駅前街区と周辺住宅地一体の再活性化を図る取り組みとなる。

 住宅施設として 賃貸マンション「KNOCKSみなまきみらい」(総戸数65戸)、サービス付き高齢者向け住宅「グランドマストみなまきみらい」を建設するほか、分譲マンションの開発も計画している。さらに、高齢者支援施設としてデイサービスと訪問介護事業所を、地域交流施設として駅前広場などを整備する。

 「KNOCKSみなまきみらい」は、相鉄いずみ野線「南万騎が原」駅徒歩1分。鉄筋コンクリート造地上6階建て。1階に横浜市認可保育園(認可予定)および学童保育施設が、敷地内別棟1階に商業テナントとして矯正歯科医院などが入居する予定。入居開始は17年3月上旬を予定しており、1月より建物内にモデルルームをオープンし、入居者募集を開始した。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら