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セミマルチ施設「柏II」竣工/GLP

「GLP柏II」外観
2階は天井有効高3.7mとし、個別制御が可能な調光照明を採用。レイアウトに応じて照度を抑制することができる
「首都圏・大都市圏を中心に、開発適地には引き続き積極的に投資していく」と語る代表取締役社長の帖佐氏

 グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)は3日、物流施設「GLP柏II」の竣工式を挙行。マスコミに建物内部を公開した。

 常磐自動車道「柏IC」から約11km、国道16号線に近接する柏市沼南中央土地区画整理事業地内に立地。敷地面積約1万7,440平方メートル、鉄骨造地上4階建てで、延床面積は約3万3,122平方メートル。

 1~2社の入居を想定したセミマルチ施設として開発。有効高6.5mの3~4階は保管型倉庫、有効高3.7mの2階は流通加工業務の作業環境を想定。階層ごとに天井高を変えることで、入居企業が業務に合わせて階層を選定できる計画とした。

 1階には、南北2ヵ所に高床バースを、東側は低床バースを配置。さまざまな業種の作業スペースに適した空間を創出した。

 現在入居テナントを募集中で、すでに複数の引き合いを得ているという。

 会見に応じた代表取締役社長の帖佐義之氏は、「倉庫内でどのようなオペレーションが行なわれるか、どういった倉庫が求められるかを考えて開発したのが『柏II』だ。首都圏・大都市圏を中心に、今後も開発適地には積極的に投資をしていく」と述べた。


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