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埼玉県住まいづくり協議会が設立20周年記念式典

埼玉県上田知事(左)より風間会長へ感謝状が授与された

 埼玉県住まいづくり協議会(会長:風間 健氏・(株)高砂建設代表取締役社長)は18日、埼玉県県民健康センター(さいたま市浦和区)で、設立20周年記念式典を開催した。

 式典の冒頭、埼玉県住まいづくり協議会会長の風間 健氏((株)高砂建設代表取締役社長)が挨拶。「当協議会は、1996年10月の設立以来、県内の住宅関連事業者、金融機関、公益団体、行政が一丸となり、住まいづくりを通して埼玉県のために何かできるか常に考えて行動してきた。とはいえ20年間はまだまだ通過点。埼玉県の未来を見据え、住まいづくりを通して県民の方々の幸福を実現していくことで協議会の理念、さらなる発展につなげていきたい」などと述べ、参加会員各社に向け、引き続きの協力を要請した。

 続いて、埼玉県上田清司知事より感謝状が授与。上田知事は、「(同協議会には)」新進気鋭の若手社長が率いる会社が多数集まっており、それぞれに特色のある、県民が求める住宅を提供していただいている。環境や教育面への配慮、狭い空間の工夫した使い方など、埼玉県の住宅の質の向上に貢献していただき、本当に感謝している」なとど感謝の言葉を述べた。

 その後、同協議会20年の歩みおよび埼玉県の住宅施策の紹介が行なわれ、最後に東京大学名誉教授・有馬孝禮氏が、「大きなうねりの中の木材利用について」をテーマに講演。1950年代以降の木材利用の経緯や低炭素社会にまつわる定義や法案、森林・木材利用による資源持続性や省エネルギー効果などについて解説した。


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