積水ハウス（株）は22日、米国での事業展開拡充を目的に住宅販売事業への参入を発表した。
米国での郊外における戸建住宅に対する需要が本格化していく見通しであること、日本同様にサスティナブルな住環境に対する関心・支持が急速に高まっていることなどを背景に、同社の環境技術を生かしたビジネス展開に絶好の機会であると捉え参入する。
積水ハウスの完全子会社であるSekisui House US Holdings,LLC（セキスイハウスUSホールディングス社）の完全子会社であるSH Residential Holdings,LLC（SHレジデンシャル・ホールディング社）が、SHレジデンシャル・ホールディング社の完全子会社であるCrayon Special Vehicle-I,LLC と、米国西部を中心に住宅販売事業を展開している大手ホームビルダーのWoodside Homes Company,LLC（ウッドサイド・ホームズ社）を合併させ、ウッドサイド・ホームズ社を存続会社とし完全子会社化。セキスイハウスUSホールディングス社は、積水ハウスの完全子会社であるNORTH AMERICA SEKISUI HOUSE,LLC（ノースアメリカセキスイハウス社）を完全子会社化する。
積水ハウスは今後、ウッドサイドホームズ社と連携し、米国事業の拡大を図る方針。