不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

「睡眠の質改善」研究が、「第3回健康科学ビジネスベストセレクションズ」に入選/住友林業

間接照明の反射板となる天井の木材が、青色波長成分(ブルーライト)を吸収することで、副交感神経の働きを高めリラックスできる室内環境が実現

 住友林業(株)は2日、同社の筑波研究所の「木の内装と間接照明を組み合わせた寝室環境による睡眠の質改善効果と疲労軽減効果」に関する研究が、健康科学ビジネス機構が主催する「第3回健康科学ビジネスベストセレクションズ」の研究開発・取り組み部門に入選したと発表した。

 「健康科学ビジネスベストセレクションズ」は、安全・安心な健康関連製品やサービスの普及や健全な健康関連産業の振興を目的とし、健康的な暮らしを支援する先進的な商品やサービス等を評価・紹介するもの。

 同研究は、木の内装と間接照明を組み合わせ青色波長成分(ブルーライト)を吸収することで期待される、「睡眠の質改善と疲労軽減効果」を医学的試験を通じて証明したもの。
 研究成果を活かした照明と内装は、同社のグループ会社で、有料老人ホームの運営を行なう(株)フィルケアの施設、「グランフォレスト学芸大学」(東京都目黒区、17年2月開設)に導入した。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら