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隈研吾氏が設計。宮城・南三陸の復興商店街が開業/ナイス

「さんさん商店街」外観。地元の南三陸杉を多用している
店舗内部は柱や梁をあらわしとしている

 ナイス(株)が参画した、宮城県南三陸町志津川の復興商店街「さんさん商店街」が、3日オープンした。

 南三陸町の志津川地区および歌津地区の中心部を対象に、公共施設や商業施設、交流施設などを配置。安全・安心かつにぎわいのあるコンパクトなまちづくりの形成を目指し進んでいる「南三陸まちなか再生事業」の一環。2012年開設の仮設商店街「さんさん商店街」を高台造成地に本設商店街として移転新築したもの。

 ナイスは、地元建設会社とともに組成した特定共同事業体の代表として参画、木質化企画や材料調達、構造材のプレカット加工や施工に携わった。

 設計監理はじめグランドデザインを、建築家の隈研吾氏が手掛けた。木造平屋建て7棟を建築(延べ床面積約3,000平方メートル)。同社グループオリジナルのパワービルド工法を採用。外壁、縦格子ルーバー、下屋部分のポーチ柱に、地元の南三陸スギを採用した。


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