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日本橋で多言語放送システム活用した初の防災訓練/三井不動産

キャビネットが倒れて人が下敷きになった場合の救出方法について、防災備品として備えられているジャッキを使用して解説した
地震で停止したエレベーターから人を救出するデモも行なわれた

 三井不動産(株)は8日、日本橋一丁目三井ビルディング(COREDO日本橋)のオフィス就業者を対象とした防災訓練を開催した。

 参加者は50人ほど。大規模な地震が発生した後に火災が発生した想定で訓練がスタート。TOA(株)と同社が共同開発した「多言語放送支援システム」で地震発生などのアナウンスを日本語・英語の2ヵ国語で放送。その後、ビル管理スタッフが防災センターへの連絡や初期消火といった実際の災害発生をイメージしての訓練を行なった。

 続いて、防災ラボと称した防災設備や備えなどについて解説。キャビネットの下敷きになった人の救出方法や防災備蓄品などについて説明した。さらには、エレベーターが停止した際の救出の再現などを行ない、閉じ込められた際の過ごし方などについても解説した。


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