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増収増益達成。1口当たり分配金4,771円/ADR17年1月期決算

 アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)は10日、2017年1月期の決算を発表した。

 当期(16年8月1日~17年1月31日)は営業収益155億400万円(前期比0.4%増)、営業利益78億100万円(同1.0%増)、経常利益63億7,100万円(同2.7%増)、当期純利益63億7,100万円(同2.7%増)、1口当たり分配金4,979円(同205円増)。

 期中、1物件を取得。賃料水準の引き上げや運用コストの効率化、大規模修繕工事およびバリューアップ工事を実施したほか、有利子負債の長期化、分散化および金利の固定化を推進することによる財務基盤の強化を図った。期末の資産規模は住宅系はJREIT最大となる257物件・取得価格合計4,369億円。

 次期は、営業収益157億5,500万円、営業利益78億1,900万円、経常利益64億8,000万円、当期純利益64億8,000万円、1口当たり分配金5,049円を見込んでいる。


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