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AIを活用した顧客サービス提供に向け、社内業務にチャットボット導入/大京

「hitTO」画面イメージ。WEBブラウザから質問を入力すると、自動的に回答する

 (株)大京は14日、社内のITヘルプデスク業務に、IBM Watson日本語版を活用したチャットボット(自動応答)サービス「hitTO(ヒット)」を導入すると発表した。

 「hitTO」は、(株)ジェナが開発し、ソフトバンク(株)が2016年11月から販売するパッケージ型のソリューションで、不動産業界における導入は初。ユーザーと自然な会話で対話でき、使い込めば使い込むほど学習して成長し、ユーザーの特性にあわせて最適な回答を提案する機能を持つ。
 また、学習データの内容を変えることで、社内向け、社外向けのさまざまな用途に対応する。さらに、PC向けのウェブサイトや、スマートフォンやタブレット向けのアプリケーション、LINE、Skypeなどの外部プラットフォーム向けアプリケーションなど、各種用途に合わせて使うことができる。

 同社はAIおよびIoTの活用を進めており、今回の「hitTO」の導入により、社内業務で業務効率化を図るとともに、将来的には蓄積されたノウハウを生かし、住まいに関するさまざまな問い合せ対応業務への活用を検討していく。


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