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新築戸建登録価格、前年同月比で16ヵ月連続上昇

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は、同社ネットワークにおける2017年2月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格・成約価格のデータを公表した。対象は、登録物件では新築戸建て1万47件、既存マンション938件、成約物件では新築戸建て2,143件、既存マンション758件。

 新築戸建ての登録価格は首都圏平均で1戸当たり3,403万円(前月比0.9%下落)。前年同月比では0.8%上昇し、16ヵ月連続のプラス。

 成約価格は3,373万円(前月比0.4%下落)で3ヵ月連続のマイナス。東京23区で5,000万円以上の物件割合が大幅に上昇し、平均価格が5,000万円を超えたが、東京都下と神奈川県が下落し、埼玉県・千葉県で3,000万円以上の物件成約が減少したため、下落基調となった。

 1戸当たりの価格指数は、登録物件が97.4(同0.9ポイント下落)、成約物件が95.3(同0.4ポイント下落)となり、成約物件の指数が2ヵ月連続で登録物件を下回った。

 既存マンションの登録価格は1戸当たり2,696万円(同3.5%上昇)し、3ヵ月連続のプラスに。前年同月比では1.0%下落で5ヵ月連続のマイナス。

 成約価格は2,754万円(前月比1.6%上昇)で2ヵ月連続のプラス。前年同月比でも9.1%上昇し11ヵ月連続のプラスとなった。

 1平方メートル当たりの登録価格は42万5,200円(前月比1.1%上昇)、成約価格は48万3,400円(同1.1%上昇)。

 1戸当たりの価格指数は、登録価格126.3(同4.3ポイント上昇)、成約物件138.3(同2.3ポイント上昇)。


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