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ワンストップサービスを強化/ウスイホーム

17年度はワンストップサービスの強化を打ち出した

 ウスイホーム(株)(神奈川県横須賀市、代表取締役社長:木部浩一氏)は3日、ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(神奈川県横須賀市)で2017年度のグループ経営方針発表会を開催、250名の役職員が参加した。

 冒頭挨拶した同社グループ代表の臼井伸二氏(ウスイホーム代表取締役会長)は、「不動産・建築・保険とあらゆるサービスにワンストップで対応する体制づくりと、空き家問題や相続問題のお手伝いを通じた社会貢献で、地域から頼りにされる企業として活動してきたことが評価され、過去最高の売り上げと利益を上げることができた。売上至上主義ではなく、1件1件の取引を大事にして、社員満足、お客さま満足、地域貢献の3つを同時に実現するため、地域社会に必要な暮らしに関するワンストップサービスをさらにスピードアップしていく」と抱負を語った。

 続いて、同社代表取締役社長の木部氏が今期の戦略を発表。16年度の連結売上高95億6,100万円(前年度比8.0%増)、営業利益12億7,000万円(同11.7%増)を達成、仲介取扱高500億円、仲介・管理関連報酬20億円を突破したと報告。「十人十色のお客さまのニーズや不動産を取り巻く環境変化に対応するための適応力が必要」とし、(1)土地・既存物件売買仲介時のリフォーム・建築受注強化、(2)建売分譲180棟を目標にした仕入れ強化、(3)賃貸オーナーへの建て替え・リフォーム提案強化、(4)管理戸数500戸増、(5)業務管理統合ソフト「ナレッジブック」を活用した各種ノウハウ共有などを掲げた。

 そのほか、新たに(一社)かながわ相続・不動産・空家相談センターを立ち上げ、セミナー等によりニーズを掘り起こしていくことや、昨年度横須賀市で第1弾を竣工したサービス付き高齢者向け住宅の受注を強化。今後4年間で30施設の開設を目指す。また、社員の業務効率向上や離職率減少をめざし、有給取得率50%、残業撲滅、フレックスタイム導入など社内環境改善にも注力する。


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