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既存物件の検査・保証をワンストップで提供

 日本リビング保証(株)は4日、既存物件の検査と保証をワンストップで提供する「売買あんしんサポート」を開始した。

 大手不動産会社の多くが、独自の“検査・保証サービス”を提供しているが、検査体制の整備や設計に大きなコストがかかることから、取引数の限られる不動産仲介会社には提供が難しい面があった。そこで同サービスでは、検査内容・保証内容を標準化するなどし、さまざまな不動産仲介会社が実施できるようにした。

 サービス内容は、大きく「検査」と「保証」の2つからなり、物件ごとに検査種類と保証期間を選択することができる。

 検査は、媒介契約締結後に申し込むと、同社が物件に出向き検査を実施。「設備検査」、「建物検査」、「シロアリ検査」をワンストップで受けることができ、また、オプションで「既存住宅売買瑕疵保険」対応の検査に変更できる。検査結果については「検査結果報告書」として報告される。 

 保証は、売買契約締結後に保証書発行を申し込み、同社より売り主・買い主用の保証書を発行する。保証期間は「3ヵ月・1年・2年」から選択が可能。保証料は、住宅気温設備の3ヵ月保証(修理限度額10万円)で9,000円(税別)~、戸建て(住宅防水部・木部の腐食・給排水管路)の3ヵ月保証(同200万円)で1万4,000円(税別)。

 検査申し込みは、専用ウェブサイトで行ない、料金決済はすべて同社の発行する決済用電子マネーを使用。サービス利用開始には有料の事業者登録が必要となるが、登録料は全額が決済用電子マネーに還元される。


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