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東京Aグレードオフィス、空室率わずかに上昇

 ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は12日、2017年3月末時点の東京Aグレードオフィス空室率および賃料を発表した。対象は、東京都心(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)に立地する、延床面積3万平方メートル以上、基準階床面積1,000平方メートル以上、地上20階建て以上、1990年以降竣工のオフィスビル。

 空室率は2.7%(前月比0.3ポイント上昇)、前年同月比で0.4ポイントの上昇。新規供給の空室率や2次空室の発生等を背景に、大手町・丸の内、赤坂・六本木、恵比寿を含むサブマーケットで上昇がみられた。

 1坪当たりの月額賃料は、共益費込みで3万6,439円(同0.6%上昇)。前年同月比では2.2%の上昇となり、20四半期連続で上昇した。大手町・丸の内、虎ノ門、渋谷等での緩やかな上昇が要因の一つ。


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