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「不動産協会賞」3作品の表彰式開催

表彰式の様子

 (一社)不動産協会は12日、パレスホテル東京(東京都千代田区)で第7回「不動産協会賞」の表彰式を開催した。

 同賞は、社会貢献活動の一環として、日本経済や国民生活に関する著作物から、世の中の多くの人に読んでもらうことで、同協会が直面する幅広い課題について理解してもらうことに資する著作物を表彰するもの。

 今回の受賞作品は、「スポーツ都市戦略 2020年後を見すえたまちづくり」(原田宗彦著)、「現代建築のトリセツ 摩天楼世界一競走から新国立競技場問題まで」(松葉一清著)、「ポートランド 世界で一番住みたい街をつくる」(山崎満広著)の3作品となった。

 表彰式で挨拶した選考委員座長の青山 佾(やすし)氏(明治大学公共政策大学院教授)は、「今回の受賞作品は、2015年9月~16年12月までに出版された本の中から、不動産業のみならず都市再生や防災・減災、環境問題などを対象とし、数ヵ月かけて選考した。いずれもたくさんの人に読んでもらいたい作品」と話した。

 また、同協会理事長の木村惠司氏は、「選出した作品は、いずれも日本の課題やあるべき姿、これからの変化について問う内容だった。当協会としても、社会や都市、ライフスタイルや環境の変化などに対応していく必要があると、改めて実感した」等と述べた。


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