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中四国のセキスイハイム生産工場リニューアル

溶接作業向けを中心に大型ロボットを導入

 セキスイハイム中四国(株)の住宅の部品製造およびユニット組み立て部門である中四国セキスイハイム工業(株)は、生産工場内の設備のリニューアル工事を実施。8日より本格稼働を開始した。

 セキスイハイムグループは2014年度より、「お客様への魅力発信の強化」、「生産・施工一体体制の構築」、「従業員の作業環境の向上」、「地域貢献」を目的に、全国生産工場の「魅力化推進計画」を展開。

 中四国セキスイハイム工業では、この計画に基づき、さらに10年先も先進的で魅力的な生産ラインを目指した独自の「NEXT10工場リニューアル計画」を策定。今回、約10億円を投資し、「住宅ユニットの生産ラインの変更」と「自動化の促進(多品種対応型ロボットの導入等)」を行なった。

 同時に、生産ライン全体を俯瞰的に見ることができる「パノラマスペース」や、動画やパネルでユニット製造を詳細に解説する「テクノロジーエリア」を新設するなど、来客用の見学ルートや見学設備もリニューアル。今年度の年間来場3,000組(16年度は2,100組)を見込む。

 また、地域貢献として、災害時における避難支援として災害時物資(食料:300人×3日分)の備蓄も開始した。


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