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新生銀旧本店を建て替え。新たな働き方提案

「日比谷パークフロント」外観

 東急不動産(株)、ケネディクス(株)、(株)日本政策投資銀行の3社の共同事業としてグリーンアセットインベストメント特定目的会社を通じ進めてきた「日比谷パークフロント」(東京都千代田区)が31日に竣工する。

 「新生銀行旧本店ビル(旧長銀ビル)」の建て替えプロジェクト。敷地面積6,089.61平方メートル、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上21階地下4階建て。日比谷公園の真南に立地し、東京メトロ「霞ヶ関」駅など4駅6線の利用が可能という、希有な立地を生かしたインテリジェントビルを開発した。

 基準階面積は約630坪、天井高3mの整形無柱空間を実現。日比谷公園側のサッシは3.2mのワイドスパンとし、豊かな緑を楽しめる眺望を実現している。

 また植物の持つ力を最大限に活用した新しい働き方をデザインする「Green Work Style Project」の初弾としてさまざまな取り組みを実施。敷地には、100種類以上の植栽を行ない、エントランスなどのスペースにも緑を豊富に配置。また最上階の21階には、約630平方メートルの入居者専用スカイラウンジとスカイガーデンを開設。ここにも樹木を豊かに配し、憩いの空間を創出。ランチタイムや休憩のほか、仕事上のミーティングやパソコン作業など、多様な活用ができるスペースとして提供する。なおスカイラウンジでは朝にモーニング(軽食)サービスを提供し、朝活を支援する。

 26日に開催したマスコミ向け見学会で東急不動産都市事業ユニット長である取締役専務執行役員の岡田正志氏は、「まるで日比谷公園で仕事をしているような、これからの働き方を変えるワークプレイス実現へ、さまざまなトライアルを実施した。これからも地域、環境との共生を進めながら、当社にしかできないまちづくりにつながるようなプロジェクトにチャレンジしていきたい」と語った。

 募集賃料坪4万円でリーシングを開始しており、現在の進捗状況は約6割。「内見者の反応が非常に良いため、年内には満床になると見込んでいる」と岡田氏はコメントしている。

 なお「Green Work Style Project」の第2弾として、渋谷で進めている「(仮称)南平台プロジェクト」での取り組みも計画している。

ビル内にも豊富に緑を取り入れている。写真はエントランスホール
21階には、入居者専用のスペースである「スカイガーデン」(写真左)と「スカイラウンジ」(写真右)を用意


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