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5月のオフィスビル空室率、東京は小幅の上昇

 三鬼商事(株)は8日、2017年5月時点の全国主要都市のオフィスビル最新市況調査結果を発表した。

 東京ビジネス地区(都心5区)の平均空室率は3.41%(前月比0.02ポイント上昇)。移転拡張などの成約があったものの、新築ビルが募集面積を残して竣工した影響から、平均空室率は小幅な上昇となった。1坪当たりの平均賃料は1万8,801円(同27円増)。新築は2万6,947円(同162円増)、既存は1万8,621円(同38円増)。

 また、大阪のビジネス地区の平均空室率は4.24%(同0.06ポイント低下)と11ヵ月連続で低下。成約の動きが中小規模にとどまったが、解約の影響も少なかったことから、空室面積が約1,200坪減少した。1坪当たりの平均賃料は1万1,134円(同10円増)。


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