楽天LIFULL STAYは3日、エクスペディアグループで世界最大級の民泊サイトを運営する「HomeAway, Inc.」（本社：米国テキサス州オースティン、以下「ホームアウェイ」）と、民泊事業における業務提携について合意した。
ホームアウェイは、ホスト不在型に特化しており、登録物件数は200万件、サイト訪問者数は月間4,000万人。2015年にエクスペディアグループの一員となり、世界最大規模のオンライン旅行予約サービスの一角を担っている。
本提携により、楽天LIFULL STAYは、民泊新法施行後に開設予定の民泊サイト「Vacation Stay（仮）」に掲載する国内民泊物件をホームアウェイに提供。ホームアウェイの集客力を生かし、訪日旅行客の拡大と地方への送客を牽引していく。
同日行なわれた記者会見で、同社代表取締役社長の太田宗克氏は「当社は地方自治体とのネットワークを生かし、地方のリゾート物件等の掘り起こしに注力。インバウンドの推進により、地方活性化にも寄与したい。ホームアウェイには、旅行者属性や宿泊傾向などのマーケティングデータを提供してもらうことで、顧客ニーズに基づくさらなる物件開拓を推進していく。年内は、民泊物件開拓等における協働マーケティングを推進し、民泊新法施行後、早期の販売開始を目指す」などと話した。