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3年ぶりの黒字決算を達成/東京不動産健保

 東京不動産業健康保険組合は5日、組合会を開き、平成28年度決算報告を行なった。

 同年度は、被保険者数・平均標準報酬月額・賞与支給月数といった基礎数値が堅調に推移。財務の健全化と滞納保険料の早期回収などで保険料収入を約557億円(前年度比5.2%増)まで拡大した。しかし、高齢者納付金の伸びが鈍化したこと、被保険者1人当たりの保険給付金の伸びも低かったことなどから、支出も約517億円(同2.2%増)に収まり、最終的な経常収支は約4億1,700円の黒字と、3年ぶりの黒字決算となった。

 平均被保険者数は予算11万人に対し11万4,819人(前年度比5,034人増)と、5年連続の増加、3年連続過去最高を記録した。標準報酬月額も、予算36万6,000円に対し37万2,740円(同5,090円憎)と伸びた。


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