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空き家相談士、登録者700名超える

総会の模様

 (一社)全国空き家相談士協会は24日、第3回定時社員総会を開催。2016年度事業報告・決算報告、17年度事業計画案・収支予算案などを承認した。また、新理事3名と一部役員の改選を承認。新役員の互選により、副会長、常務理事等を選任した。

 16年度は、独自資格である「空き家相談士」の認定講座を13回開催し、401名の登録者を輩出した。期中の累計登録者は、670名となった。

 17年度は、組織強化に向け3度目の正会員募集と賛助会員募集を実施。空き家相談士の認知度向上に向け、無料相談会の開催や認定登録者へののぼりの頒布、ウェブ広告等を活用した広報活動に注力していく。

 また、空き家相談士の認定講座は、全国5都市(東京・大阪・愛知・山形・新潟)を中心に開催。受講者400名を目指し、早期に登録者1,100名超えを実現する。

 総会で挨拶した林会長は「協会設立から2年が経ち、7月23日のセミナーも含め、25回を超す認定セミナーを開催し、800名超の空き家相談士を輩出し、このうち700名超が登録を行なった。不動産事業者だけでなく、建築士や弁護士・税理士、地方自治体の職員などさまざまな方々に受講していただいており、全国で空き家問題のスペシャリストとして活躍している。今後は早期に1,000名受講体制を確立したい。会員増強を図り、PR活動を強化し、行政とも連携して空き家相談士制度を普及させていく。認定者のビジネス支援も強化していきたい」などと抱負を述べた。


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