イベントの様子をプロジェクションによりフロアデッキへ投影した
東急不動産(株)は、鹿島建設と共同で開発している「(仮称)竹芝地区開発計画」(東京都港区)のエリアマネジメントの一環として、同地域の活性化を目的とした竹芝夏ふぇす「TAKESHIBA Seaside Music&Dining」を、8月23~25日にかけ開催。3日間で約5,200名の来場者を集めた。
同イベントは、公共空間である竹芝桟橋を舞台にした社会実験。地域住民や近隣のワーカー向けに開催しているもので、今年で3回目。今回は、(一社)CiP協議会と連携し、同協議会を中心としたコンソーシアムによる次世代の先進技術を将来のまちづくりに活用し、エリアの課題解決等に寄与するための社会実験も実施した。
会場の各所に、プロジェクターを活用したガイドプロジェクションを設置。動線の分かりづらい会場内を、プロジェクションによる視覚情報で来場者に案内したほか、イベントの動画や映像演出を、プロジェクションによりフロアデッキ前面に映し出した。
また、会場内に設置したカメラ搭載ロボット「Double」により、遠隔地にいるユーザーに、スマートフォンを使ってイベントを楽しんでもらったほか、竹芝地区の防災計画に組み込む予定の燃料電池自動車からのイベントへの外部給電についても検証した。
給電された電気をイベントに用いた。
エリアの防災対策に生かしていく