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中古ビル用途変更し、渋谷にスモールオフィス/東急電鉄

「SHIBUYA Cherry Garden」外観イメージ

 東京急行電鉄(株)は5日、中古ビルをコンバージョンした、スモールオフィス賃貸事業を開始すると発表した。第1号物件として、スモールオフィスやサービスアパートメントなどから成る複合ビル「SHIBUYA Cherry Garden」(東京都渋谷区)を11月にオープンする。

 同ビルは、JRなど「渋谷」駅徒歩5分に位置。敷地面積627平方メートル、延床面積3,415平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造地上11階地下1階建て。

 築36年の中古マンションを同社が購入、クリエイターズオフィスを展開する(株)リアルゲイト(東京都港区、代表取締役:岩本 裕氏)と連携し、国内外のクリエイター向けのスモールオフィス、サービスアパートメント等を組み合わせた 「PORTAL Apartment & Art POINT」を核としたビルとして改修する。

 事務所30区画、サービスアパートメント(家具付き)12区画、レジデンス(家具なし)18区画を計画。加えて入居者同士が交流する場として、ロビーラウンジ、ミーティングルーム、ルーフトップを配置するほか、地域に開かれたオープンスペースを設置し、地域との交流も促進する。

 また、サービスアパートメントのうち2部屋は、(株)ビームスとの連携により、「アーティストインレジデンス」として運用。ビームスが招聘したアーティストが実際にその部屋で暮らし、部屋の壁面などに数ヵ月をかけて作品を制作する。完成後には、入居も可能。

ラウンジイメージ


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