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ホテル事業を開始。京都で7棟開発/S-FIT

完成した中京区の物件外観

 (株)S-FITは5日、インバウンド向けのホテル事業を開始すると発表した。

 主力のPM事業に加え、民泊・ホテルマネジメントに参入するもので、法律面の整備が遅れている民泊ではなく、簡易宿所許可を得たホテル開発を行なっていく。収益物件として、売却もしくは保有の二軸で展開する。

 すでに、京都市中京区、下京区、東山区の一部エリアに限定し7棟を開発しており、8月に2棟竣工済。7棟中5棟は売却済みで、1 棟は同社が保有する。各ホテルの運営は複数のオペレーション会社に委託する。

 竣工した2棟(京都市中京区・同下京区)は、いずれも2階建ての一棟貸しタイプで、京都のまち並みになじむ町家風のデザインに仕上げた。中京区の物件は敷地面積68.41平方メートル、客室数2室、下京区の物件は敷地面積66.59平方メートル、客室数1室。料金設定は、一棟貸しタイプの場合、一泊4万円前後を予定しており、最大8 名が宿泊可能。2018年2月には、下京区にツインタイプの客室がメインの全26室のホテルタイプ1棟が完成する。敷地面積279.17平方メートル、4階建て。

完成した下京区の物件外観


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