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耐震改修計画、全国34自治体が来年度以降

 国土交通省は26日、地方公共団体における耐震改修促進計画の策定予定および耐震改修等に対する補助制度について、2017年4月1日時点の整備状況をまとめた。

 耐震改修促進計画については、全都道府県で策定済み。市区町村に目を移すと、全国1,741市区町村のうち、1,698市区町村がすでに策定しており策定率は97.5%(前年比0.2ポイント増)。残りの43市区町村のうち、17年度中に9市区町村が策定する予定で、34市区町村が18年度以降に策定する。

 耐震診断の補助が受けられるのは1,506市区町村で、整備率は86.5%(同2.2%増)。物件種別では、戸建住宅は85.6%(同2.6ポイント増)、共同住宅41.2%(同3.3ポイント増)、非住宅建築物38.2%(同0.3ポイント増)となった。

 耐震改修については、1,479市区町村が補助制度を持ち、整備率は85.0%(同2.9%増)、物件種別では、戸建住宅が84.4(同2.6ポイント上昇)、共同住宅36.0%(同2.9ポイント上昇)、非住宅建築物24.3%(同2.0%増)。


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