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博多駅前に都市型ホテル着工/近鉄不他

「(仮称)近鉄博多ビル」外観イメージ

 近鉄不動産(株)は5日、「(仮称)近鉄博多ビル」(福岡市博多区)の着工を発表した。

 (株)近鉄・都ホテルズとの「博多都ホテル」の建て替え事業。JR・地下鉄空港線「博多」駅徒歩1分、敷地面積約2,260平方メートル。建替後は、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄筋コンクリート造)地上13階地下2階建てとなる。商業施設(地下1階~地上2階)、ホテル(3~13階)の複合ビル。

 外観コンセプトは「緑と水と光のビル」。壁面や最上階に水が流れ落ちる滝や緑を設置。夜間も建物全体のライトアップを実施しにぎわいを創出するなど、海外からも注目されるビルを目指す。

 ホテル(客室数約200室)は、全室30平方メートル超の面積を確保。3階ロビーラウンジは緑を身近に感じられる設えとし、人々の交流の場となるよう演出。最上階には、温泉を利用した屋外温泉スパ、屋内浴場、レストランを設置する。国内外から観光目的で博多を訪れる顧客がメインターゲット。

 商業施設は5区画で、全区画ガラスファサード。九州の食材を使用した高級飲食店、デイリーサービスの店舗などを誘致する計画。

 竣工は2019年6月、開業は同年の秋の予定。


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