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芦屋の中層住宅が省CO2先導事業に採択

「(仮称)芦屋サステナブル共同住宅プロジェクト」
外観パース

 (株)大京はこのほど、同社が推進する「(仮称)芦屋サステナブル共同住宅プロジェクト」が、国土交通省の「平成29年度(第1回)サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に採択されたと公表した。

 「(仮称)芦屋サステナブル共同住宅プロジェクト」は、兵庫県芦屋市で開発している地上5階地下1階建ての中層共同住宅。外皮性能を向上させると共にアルゴンガス入りLow-E複層ガラスアルミ樹脂複合サッシ、次世代燃料電池(エネファーム)の導入などで、全戸平均36%の省エネを実現する。また建物屋上に設置する太陽光発電により全戸平均44%の創エネも行なう。

 さらに太陽光発電、蓄電池、エネファームの停電時自立運転機能および井戸ポンプにより、停電時でも生活に必要な機能を補完し合う「創蓄連携エネルギーシステム」の導入により、災害時に電気・ガス・水道といったライフラインが途絶しても、1週間以上にわたり電力を供給、生活を持続できるようにする。

 その他敷地内力率の20%確保や、パッシブ効果を取り入れた建築計画などで省CO2を進める。


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