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コンプラ違反倒産、過去2番目の高水準

 (株)帝国データバンクは10日、コンプライアンス違反企業の倒産動向調査(2016年度)結果を発表した。

 16年度の倒産は250件(前年度比13.5%減)と、過去2番目の高水準となった。リーマンショック以降のコンプラ違反倒産は増加基調。

 違反類型別では、「粉飾」が79件(構成比31.6%)で最多に。事業外での不祥事や悪質な支払い遅延などの「その他」は49件(同19.6%)で過去最多となった。

 業種別で最も多かったのは、「サービス業」の67件(同26.8%)。また、「小売業」が29件(同11.6%)、「不動産業」が13件(同5.2%)で過去最多となり、BtoCの業態でコンプラ違反倒産が増えていることが分かった。


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