野村不動産マスターファンド投資法人（NMF）は13日、2017年8月期決算を発表した。
当期（17年3月1日～8月31日）は、営業収益381億3,900万円（前期比9.9％増）、営業利益157億3,500万円（同39.9％増）、経常利益131億9,000万円（同52.1％増）、当期純利益131億9,000万円（同52.1％増）。1口当たり分配金（利益超過分配金を含む）は3,037円（同9円増）となった。
当期末までに当初のQualityフェーズにおける資産入れ替え目標500億円を大幅に上回る27物件、計815億円の物件売却と、19物件・計834億円の物件取得を実施。当期中、8物件（取得価格合計389億9,500万円）を取得し、11物件（譲渡価格合計474億1,400万円）を譲渡した。当期末時点の保有物件は268物件、取得価格合計9,273億1,800万円、東京への投資比率は82.0％、総賃貸可能面積は184万7,370.18平方メートル。ポートフォリオ全体の稼働率は98.4％と高い水準で安定している。
次期については、営業収益333億6,500万円、営業利益125億400万円、経常利益100億1,600万円、当期純利益100億1,500万円、1口当たり分配金（利益超過分配金を含む）3,020円を見込む。