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千葉・松戸で桜並木を見下ろせる分譲M/総合地所

右側に設けられているのが「ナガラポケット」。
家事スペースに、子供の作業にと、多様な利用方法を提案

 総合地所(株)は、分譲マンション「ルネ常盤平さくら通り」(千葉県松戸市、総戸数55戸)を竣工。19日、プレス向けの見学会を行なった。

 同物件は、新京成線「常盤平」駅徒歩8分に立地。600本以上の桜の木が植えられ、毎年春に開催される祭には約50万人もの人が集まる「常盤平さくら通り」からそばの住宅地に位置している。敷地面積1,939.58平方メートル、鉄筋コンクリート造地上9階建て。

 メインターゲットを子育てファミリー世帯に設定。子供とコミュニケーションを取りやすくなる工夫として、「リビングポケット」「ナガラポケット」「クロークポケット」の3つの空間を提案している。

 「リビングポケット」は、リビングに創出した学習スペース。親が近くにいる安心感を与えながら学習に集中してもらう。「ナガラポケット」は、キッチンと洗面室を結ぶ動線上に設けたフリースペース。家事をしながら、リビングで遊ぶ子供を見守ることができるスペースとしての利用を提案する。「クロークポケット」は、リビング近くに設けた壁背面のスペース。リビングの美観を保ちながら、収納空間やプライベート空間として活用してもらうことを想定している。

 専有面積61.82~78.11平方メートル、間取りは2LDK+S、3LDK、4LDKの3タイプを用意。販売予定価格は2,800万円台から4,200万円台で、最多価格帯は3,300万円台。平均坪単価は168万円。

 これまで資料請求約270件、モデルルーム層来場数約90件を獲得。来場者は、30歳代が最も多く、次いで40歳代、60歳代、20歳代の順で、一次取得者のほかファミリー世帯・シニア世帯の買い替え需要層の人が多いという。現居住地は、松戸市居住者が80%超。

 同社は、商業、教育、病院といった生活利便施設が徒歩8分以内に揃っているという利便性や、さくら通りを見下ろせる立地といったこの物件の良さをPRしながら来春の完売を目指し販売活動を進めていく考え。

「クロークポケット」。壁の向こうには
収納や作業に使えるスペースが


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