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WORKSYLING八重洲、駅直結ビルに移転

30人を収容できるカンファレンスルームも用意

 三井不動産(株)は18日に、「WORKSTYLING八重洲」(東京都中央区)を拡大リニューアルオープンする。

 「東京」駅直結のグラントウキョウサウスタワー(東京都千代田区)の9階に移転する。「東京」駅を一望できるフロアに、集中した作業が可能な個室やオープンな空間など、業務内容や気分に応じて利用できるさまざまな執務スペースを提供。WORKSTYLING初となるシャワーブースを設置したほか、横になって仮眠できるスペースなど、仕事の前後も活用できる設備も用意している。

 またこれまでの利用状況などを踏まえ、ミーティングルームを多く設置。イノベーティブな発想を引き出す3面プロジェクター会議室も備えた。さらに30人を収容できるカンファレンスルームでは、新商品発表会などのイベントに活用できる。オープンラウンジで多種多様なイベントを企画・開催するほか、利用者同士をつなぐビジネススタイリスト(マッチングコーディネーター)も配置し、会員同士の交流促進も後押しする。

 WORKSTYLINGは現在、首都圏に16拠点、地方に6拠点の計22拠点を開設。2018年春には全国30拠点となる予定。

 なお14日には、オープン前の「WORKSTYLING八重洲」を会場に、人事・総務担当者などを招いて、WORKSTYLINGを利用する企業の担当者が登壇した“働き方改革”をテーマにしたパネルディスカッションも開催。それぞれの企業が進める働き方改革の内容や成果、WORKSTYLINGの活用例などについて紹介。登壇企業の1社である味の素(株)グローバル人事部労政グループの古賀吉晃氏は、WORKSTYLINGを利用した働き方を導入した結果、出産後の時短勤務を終了された社員が増加したことなどを紹介。「働き方改革は“暮らし方改革”につながっている。1日の時間軸をどう有効に、生産性を上げて過ごせるか考えるようになった社員も多い」など、同社での成果を紹介した。

仮眠室(左)やシャワーブース(右)も用意
WORKSTYLINGを利用企業の担当者によるパネルディスカッションも開催


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