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三鷹駅直結のタワマン発売/相鉄不・地所レジ

「グレーシアタワー三鷹」完成予想図

 相鉄不動産(株)は、三菱地所レジデンス(株)と共同で開発を進めている分譲マンション「グレーシアタワー三鷹」(東京都三鷹市、総戸数184戸、うち事業協力者住戸39戸)のモデルルームを、2018年1月6日にオープン、2月上旬より販売を開始する。21日、モデルルームを報道陣に公開した。

 同物件は、JR中央線「三鷹」駅南口徒歩1分に立地する、地上26階建てのタワーマンション。「三鷹駅前南口中央地区再開発事業」として、駅前の低層商業エリアの不燃化と高層化を図るプロジェクト。04年のまちづくり勉強会発足から足掛け13年のプロジェクトで、両社は16年に事業に参画、地権者との等価交換により事業化した。事業比率は非開示。

 「三鷹」駅とは、ペデストリアンデッキで直結。総合設計制度によりオープンスペースを整備し、容積率割り増しを受けた。1~3階が商業店舗、4、5階がオフィスフロア、6階以上がマンションとなる。

 住戸は、1LDK~3LDK、専有面積約40~90平方メートル。22階以上の60平方メートル以上の住戸は、自由設計にも対応する(1期販売のみ)。第1期販売戸数は未定。販売予定価格は、5,000万円台~1億7,000万円台。最多価格帯8,000万円台、坪単価約450万円。

 今年3月にホームページをオープンし、これまで約5,000件の反響を得ており、11月11日からの事前案内会で500組を案内している。反響の25%が地元三鷹市と武蔵野市で、杉並区・中野区を含めた中央線沿線在住者が過半だが、他エリアのタワーマンション検討者なども広域集客している。ファミリー層中心に年齢層も広く、地元戸建て住宅に住むシニア層の買換え・買い増しも目立つという。

モデルルーム。高さ99mのタワーマンションで、
高層住戸からは武蔵野の借景が楽しめる


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