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「流通活性化に向けて取り組む」/全日が新年会

「豊かな住宅・まちの実現に向けて、さまざまな住環境整備に取り組んでいかなくてはならない」と語る原嶋理事長

 (公社)全日本不動産協会、(公社)不動産保証協会は16日、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)にて、両団体東京都本部との共催で新年賀詞交歓会を開いた。全国の会員をはじめ友好団体トップのほか、国土交通副大臣の牧野京夫氏、東京都知事の小池 百合子氏、衆参国会議員、都議会議員も出席した。

 冒頭、挨拶に立った全日理事長の原嶋和利氏は「年末に発表された税制改正大綱では、全日の要望をすべて認めていただいた。また、本年1月1日からは低額物件に関する報酬規程も改定された。関係各位に感謝したい」と述べた。また同氏は昨今の経済情勢や不動産業を取り巻く環境にも触れ「株価は高いものの、好景気の実感にはまだ遠い。豊かな住宅・まちの実現に向けて空き家対策や子育て世代支援、高齢者世代の豊かな住環境整備に向けて取り組まなくてはならない。全日でも流通活性化に向けて、安心R住宅への対応などを積極的に進めていく。また、これまで日本版CCRCの研究を進めてきたが、今年はその成果を発表できそうだ」などと語った。


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