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17年の首都圏M供給量、3万5,898戸

 (株)不動産経済研究所は22日、2017年(1~12月)の「首都圏マンション市場動向」を発表した。

 同年の首都圏マンションの新規供給戸数は3万5,898戸(前年比0.4%増)。地域別では、東京都区部1万6,017戸(同8.5%増)、東京都下4,016戸(同1.3%減)、神奈川県8,540戸(同2.7%増)、埼玉県3,956戸(同1.5%増)、千葉県3,369戸(同21.1%減)。

 1戸当たりの平均価格は5,908万円(同7.6%上昇)と、2年ぶりの上昇。地域別では、東京都区部7,089万円(同6.9%上昇)、東京都下5,054万円(同1.4%上昇)、神奈川県5,524万円(同9.6%上昇)、埼玉県4,365万円(同2.6%上昇)、千葉県4,099万円(同0.3%上昇)となった。
 1平方メートル当たりの平均単価は85万9,000円と、5年連続の上昇。

 初月契約率は、月間平均68.1%(同0.7ポイント低下)。

 18年の供給は3万8,000戸(同5.9%増)を見込んでいる。

 なお、17年12月の首都圏マンション発売戸数は6,480戸(前年同月比7.5%減)。地域別では、東京都区部2,033戸(同20.1%減)と、全体の31.4%を占めた。

 1戸当たりの平均価格は6,019万円(同18.5%増)、1平方メートル単価は86万4,000円(同14.4%増)。月間契約率は72.5%(同4.1ポイント下落)となった。

 即日完売物件は3物件・853戸だった。販売在庫数は7,106戸(同54戸減)。18年1月の販売戸数は1,500戸の見込み。


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